松原鐵工所　正規代理店

船用コンプレッサーの老舗

株式会社松原鐵工所は、1904年（明治37年）に大阪で創業しました。当初はセミディーゼルエンジン、クラッチ、チェーンブロックなどを製作していました。1941年からは現在の主力製品である高圧空気圧縮機の製作も開始しました。

100年を超える歴史と豊富な経験に裏打ちされた優れた技術力により、松原鐵工所の製品は高い評価を得ています。特に、中小船舶用のディーゼルエンジン始動用空気圧縮機は全国的に使用されており、既に出荷された累積台数は50,000台を超えています。内航船では40％以上のシェアを占めるまでになりました。

また、空気呼吸器用空気圧縮機（15MPa～30MPa）も製造しています。これらはスキューバダイビング用としてレジャーや漁業で、陸上呼吸器用として消防署、警察、自衛隊の消火活動や救命活動に使用されています。

松原鐵工所の製品は高圧を扱うため、精密な加工技術を要します。品質管理も厳格で、ディーゼルエンジン始動用空気圧縮機は「船舶安全法」に基づく国土交通省等の船舶検査機関の検査を、空気呼吸用空気圧縮機は「高圧ガス保安法」に基づく経済産業省の検査を受けて出荷しています。